娘が3歳になり、幼稚園の未満児クラスへの入園が決まりました。
今までずっと一緒にいたので、少し寂しさはありましたが、娘は初めての環境にわくわくしながら入っていきました。あまりにもスムーズに行くことができたので、楽勝だったなと一安心していました。
しかし、1週間後幼稚園に行くのは一時的だと思っていた娘が、毎日のことなんだと気付き、行きたくないと言い出すようになってしまいました。それからは毎日が苦行でした。
最初はお母さんと遊んでいたいと泣く娘が可愛いなと思えていたのですが、段々とイライラしてきました。行ってしまえば楽しんでいる様子だったのですが、迎えに行き車の中に乗り込むと、すぐに明日は行きたくないとぐずぐずし始めました。
気持ちに共感してあげるのが大事と情報を仕入れ、根気強く話を聞こうと努力していましたが、毎日毎日「明日は幼稚園?」「お家にいたい」と何回も言われると、聞いている方もノイローゼになってしまいそうでした。
担任の先生と連携をとりながら、どうにか楽しみを見つけて励まし、「行ってくる!」と教室に入っていけるようになったときには嬉しくて、ほっとして、涙が出そうでした。
娘の背中に初めて力強さを感じました。初めてのことに戸惑い、テンパる親子を温かく見守ってくれた先生は神様のようで感謝しかありませんでした。